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高齢者の方々の社交場

 

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(デイの日々:高齢男性のアルツハイマー型認知症の一例について… )

 

 その男性は現役時代を引きずり、在りし日の活躍に誇りを持っている。自分は常に間違っていないと思っている。日々(夜間も)散歩に出かけ、喫茶店で珈琲を飲みこれが悠々自適の生活と思い、入浴も(入っていない)しており、話す相手がいなくても今の生活に全くなんの問題もないと話す。周りはこの一人よがりがいつ破綻するかハラハラして遠巻きです。さあどうアプローチするか。理屈でどうこう説得できるものではありません。しかし、その行動をみれば、社会との接点を希求しているのがわかる。閉じ籠ってもなく、喫茶店での支払いもこなす。自己主張は認知欲求の裏返しでもある。ここを認識しておけば、彼を拒否せず除外もせず、話す言葉に傾聴しながら関係性を強めていく。穏やかな雰囲気を上手く作っていくことで、心の寂しさを支える。思いのほか落着いてくるものです。

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